『朝飯図書館』の参加報告(簡易版)

2025年8月26日から29日にかけて、四街道市立図書館で「朝飯図書館」が開催されました。
開催は去年に引き続き、2回目となります。
期間中の参加者は延べ350名、そのうち278名が子どもたちでした。

「朝飯図書館」は、夏休み期間中の子どもの朝食欠食・孤食への対策として、四街道市立図書館にて朝食と学習・読書の場を提供し、子どもの生活リズムの改善と地域交流を促進 することを目的として実施しました。
四つ葉プロジェクト(岩渕薬品株式会社・千葉大学予防医学センター)、NPO法人地域の医療を明るくする会のメンバー、高齢者ボランティアメンバーで準備したおにぎりやそうめん、みそ汁などを図書館の開館前の午前7時30分頃から、地域のお子さまやその保護者のみなさまに提供しました。

28日と29日の朝には、地域の子ども食堂である「おむすびっこ食堂」「ふじわらっこ食堂」とのコラボ企画としてスタンプラリーを実施しました。スタンプ1つで50円、2つで100円、3つで150円、4つ集めると200円分、9月いっぱい日替わりcaféりんごの樹で開かれる「ヤバイ駄菓子屋」で駄菓子を購入できる企画です。
この企画は、子どもたちに大変好評で、朝飯図書館には、28日と29日それぞれ117名と123名ぐらいの子どもと保護者が来館し、スタンプラリーのカード も全体で304枚配布しました。このスタンプラリーをきっかけに市内の子ども食堂を知るきっかけになればよいと考えております。

我々が四街道市、岩渕薬品さんと進めている“四つ葉プロジェクト”では、地域におけるゆるやかなつながり、居場所、多世代交流を重視しています。
今回の朝飯図書館の取組を通じて、図書館は単に本を借りる場所にとどまらず、子どもたちが学び、普段あまり顔を合わせることのない地域の人々と出会い、多世代交流を生み出す「居場所」としての可能性を広げることができたと感じています。

最後に、本活動は、四街道市立図書館が主催し、四街道市子育て支援課、四つ葉プロジェクト(岩渕薬品株式会社・千葉大学予防医学センター)、NPO法人地域の医療を明るくする会が共催しました。
また、鷹の台自治会長の菊池さんからお米の寄付をいただき、日替わりcaféりんごの樹にはおにぎりやそうめんを作る場をご提供いただきました。
また、ハウス食品株式会社からボランティアが参加しました。ご感謝申し上げます。
本活動は鹿島学術振興財団の2024年度特定テーマ研究助成を受けて実施されました。

今回も多くの皆様のご支援ご協力のもと、朝飯図書館を実施することができました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

スタンプラリーカードの写真

高齢者ボランティアメンバーにより朝飯提供中に手伝っている姿

「朝飯図書館」期間中に来館した子どもとその保護者

四つ葉プロジェクト(岩渕薬品株式会社・千葉大学予防医学センター)、NPO法人地域の医療を明るくする会のメンバー、高齢者ボランティアメンバーで準備したおにぎりやそうめん

 

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